おいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.

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2006年10月31日

熟香型できたー♪

 熟香型、仕上げの[火考]火終了しました!
 そーっと開けて。。。 
ぶおおお~~~。この香り~~~♪

乾度チェック、おっけーら。正好じゃない!
 くぅ~早く飲みたい♪

荒熱をとっている間に急いで確認品茶。。。ほこほこ飲む!
 
                  左から:帯梗・挑梗・梗+最終仕上げ前段階の帯梗

「おとん早くーーー。時間だよーーー。」
『は~お。』

『よしっ! 成功だ。これ以上は絶対にダメ。 正好♪』
「ちょうど好いところまで入って止まったねー!」
『好い熟香だ。これは満意だ~。火香味が消えるのに1カ月、、、うん、2ヶ月かな!』
「だね!きっと半年後とかになるともっとこの花香が際立ってきそう♪」
『これは慌てて飲む必要はない、非常に長いぞ。間違っても1カ月以内は出すなよ。』
「好♪」

『さ。そろそろいいだろう。先に急いでしまってしまおう。』
「好っ!」

 熟香型、おとんとふたりで撤収~♪

撤収終了。落ち着いてもう一度。
 飲むぅーーーっ!

ひゃーーー、好香~。熟香型の香気~。鉄観音が活きてるよぉ~!
先が楽しみだなぁ。。。満足満足。るんっ♪

 

投稿者 愛子 : 22:00 | コメント (0) | トラックバック

最後の抱っこ♪

1種めは、仕上りの時が来るのを待つのみ♪

その頃、空調茶も進む。
 
こ・これは、時間がかかりそうだぁ~。 でも、こっちだって手を抜かない!!

来たーーー。一葉が来たぁーーー。どうだーーーっ!!
全員で覗き込む。
 
ふるふるっ。。。      来た。ついにここまで来た。。。成功だーーー♪
 きえーーーっ、すごい。。。
「おっっっとーーーん!!!」

「早くーーー。こっちこっち。みてみてー! これこれ~~~!」
『愛子ーーー。これはすごい!素晴らしい!やったな! 成功だ成功だー、うれうれ・しいしい~♪』
拍手しながら製茶室で踊るふたり。(笑笑)
製茶班全員大満足笑顔で大爆笑。 ねぇねぇ、みんなも踊ろうよおーーー!

「このまま定形して、最終仕上げに入ってオッケーだよね。」
『そうだ。最終の定形に入って好い。疲れただろ。少し向こうで休め。』
「大丈~~~夫。ここまで来て休むなんて嫌だよ。最後までやる!」
『は~お! 最後まで気抜くなよっ!』
「好っ!」

一葉、最後のお包み。 定形中。
 
早く手離したいような。。。いつまでも手離したくないような。。。
一葉の小球ちゃん、最後の抱っこ。。。ぎゅう~♪
     
ゴールは見えてきた。

 

投稿者 愛子 : 20:50 | コメント (0) | トラックバック

[火考]火進む頃

一葉、ここまできましたーーー!
 これはすごいやっ!
好揉~好香~♪
                     
でも、まだまだーーー♪  

一葉は時間も技術も必要だ。とても手間がかかる。
でも、かけた分は必ず好い仕上がりになるっ!
焦らない焦らない。これは絶対に好い仕上がりにするーーー。
 何度何度も丁寧に篩いながら
チェック&チェック。。。

そして、一葉次の工程に入りました!
 
その間に、確認品茶~。 
                すでにこんなに美しい~、期待満々!!

その間に、今度は1種目が来ましたーーー♪
 
さあ、どうだっ!                 好揉ーーー。これもすごいっ♪

もう一息か?
 
「おとん、どうする?」
『ふあ~~~いいなー♪ この2種は非常好だな。最後にこんな2種が出るとはなぁ~。』
「すごいねーーー!」
『愛子、この2種は仕上げを重くしよう!開くまで時間がかかるがこの好さが長持ちする。いいか?』
「もちろんそっちの方がいいに決まってるよーーー。やろうやろう~♪」
『よし、急げ。』
「好っ!」

1種目、最後の仕上げに入ります。
細かい神経使う作業が続く。。。うへぇ~腰が痛くなってきたぁ。
ふぅ、、、がんばれがんばれ。もう一息!

1種めが最後の仕上げの工程に入っている、その間に。。。

来ましたあーーー♪
熟香型の[火考]火、あがりました~!!
 どうだーーーっ。
これこれーーーっ。熟香型の香気。これだよおー! すばらしい~。
でも、まだ仕上がりでは、なーい。

ここで、一度おとんと一緒に確認品茶。っと。
 うん。好~。予定通り♪
熟香型は1種だからね、失敗は許されない。
おとんと相談。。。最終仕上げの工程決定!

さあ~、いよいよ熟香型も仕上げに向かいます。
 いってらっしゃーーーい♪ 

 

投稿者 愛子 : 20:00 | コメント (0) | トラックバック

最後の晩餐♪

最後の夜、おとんと2人で一足お先に台所ビュッフェ。

今秋最後の晩餐ね・・・うぅ・・・明日の夜はおとんと一緒に食べられない。
よっしゃ、いっぱい食べるぞ。大好きな山のごはーーーん♪

そうだっ。最後くらい一枚ずつ写真撮っておこう!
 きゃ~。大好きがいっぱい!!

『愛子、早く食べろ食べろ、ほらほら写真なんかいいから。この芋は野生だからうまいぞ~♪』
横でおとん急かす。
「わかったわかった、すぐ行く。うわわ、、、いいから自分でよそうからー。」
おとんはいつも愛情山盛りてんこ盛り。。。溢れて持てないんだってばぁ~。(笑笑)

これよこれー。さっきの芋頭♪          豚肉と大根の湯。この大根、しみうま!
 

香陽瓜。一皿ひとりでいける、甘とろうまっ。       豚油と梅菜煮。ご飯がおいしーっ!
 

おとん? 芋頭3杯目じゃない? そんなに好き? あははーっ。
やっぱり小絹の『あーじぉ~(=祥華語:おじいちゃんの意)』だね♪
さーて。。。と。

ちゃっちゃと食べて、たくさん食べて、すぐ戻るっ!

 

投稿者 愛子 : 18:06 | コメント (0) | トラックバック

熟香型入りました!

熟香型確認品茶しながら、おとんと[火考]火法の打ち合わせ。
おっけーら。。。決定♪
よし、そうと決まったらすぐに開始!

ととと。。。その前に。
 [火考]火前を必ず取っておく。と。
これを忘れてはいけない!
昨秋おとんと誓ったからね・・・へへへ。 

おとんとふたりで作業。[火考]火入りましたーーー。

外で製茶メンバーが別の作業中。手伝いま~す!
 紅末類の篩茶。
ここ数日忙しかったから、2~3日で結構溜まったなぁ。
最終日になってやっと時間がとれた、明朝製茶班は解散になる、
ここで数日分を一気にやってしまう。

明日にはある人(!)が取りに来まーす。
 大きめの片と、細かい末とに分ける。
この茶片は末とは別に加工して飲む・・・じゃなかった、飲むための加工する。
ある人(!)が。
片の方が末より茶の味は出るからねぇ・・・袋にも等級あり、か。(苦笑)

 最後の夜もまねっこ~♪
2人でやるの? じょうずね~。

小絹、篩いに熱中、おかんを急かす。 
                         『次の!早くぅ~!』
『愛子、早くそっち持って。早くぅ~!』 。。。はいはい。

おとんの呼ぶ声。ご飯だー♪

「小絹。ご飯だってさ。行くよ~。」
まだ手伝う? お先にどうぞ? そお? では後はよろしく。
おばちゃんここから忙しくなるからさ、急いで食べないと。。。
おっ先ーーーぃ。

 

投稿者 愛子 : 17:53 | コメント (0) | トラックバック

紅色の空に熟香型候補登場♪

『愛子やぁ~~~。そろそろ始めようかーーー!』 「好~!」 

今夜は最後の夜だから、おとんと私は「あれ」をしなければならないのだ。きゃっほー♪
熟香型の仕上げをしまーす!

この茶葉は、この時がくるのを待っていました♪
 
                           今秋の熟香型はこの1種のみです!

10月3日摘みの自然気候茶。
その頃はまだ気温が低かった。
葉も梗も揃って水が甘い好茶、季節が早いうちなので質量が軽いため価格も手頃。
おとんの今秋の鉄観音で、熟香型にしてもっとおいしさが増す種類はこれだけだって!

『熟香型が好きだからって、なんでもかんでも火入れすれば好い熟香型になるってもんじゃない。
陳茶や安い茶葉に火入れして飲めるようにするのとは、火入れの意味がまるで違うんだ。

特に梗、梗を飲んでみなさい、そうすればわかる、そこで判断しなさい。
梗が飲めないような茶葉を火入れしたってうまくはならない。
梗がうまくなければ葉もうまいはずがない、そんなのに火入れする意味がない。

梗に栄養分がない茶葉を火入れしてみろ、かすかすだ。
梗に栄養が無ければ葉に栄養があるわけないだろ?
挑梗して分からないように梗を取り除いたところでな、そんなのわかる人が飲めばすぐにわかってしまう。

梗の栄養分が濃くアミノ酸の甘みが出て、葉とのバランスが好くなければ好い熟香型にはならない。
水が甘くなければだめだ。
昨秋も今春も一緒に火入れ研究したからもうわかっているだろ?

今秋、愛子に渡す他の茶葉は全種がとんでもない韵を持っている。
本当にすごいぞ! 質量がどれも素晴らしい! 
ここまでの韵は昨秋には無かった。今秋の秀でた特色だ。
あの中のどれかに火入れするなんて非常にもったいない、無駄使いだ、全く意味がない。
そんなのは道理をわかっていない人間のすることだ。

熟香型にしてもっと好茶になるのはこれだけだろう。
まあ廉価な茶葉ならどっちでも好きにすればいいさ。そういうのは何したって同じさ。

さあさあ、始めるぞーーー♪
秋の火入れは春茶とは違うぞ! 覚えているか?! やろうーーー♪』

「好~~~♪」
 まずは今一度確認品茶を。準備。

泡茶用の山泉水を汲みに行く横で。。。
 
                         今夜は芋頭だぁ~♪

 製茶道具も撤収され始めた。
本当に最後なんだなぁ・・・。

と、ここで製茶室からお呼びがかかる。「来了~!」 
作業のため、品茶しばし延期。
 
きたーーー♪                   行ってらっしゃーい!

 再び、審評台へ。

と、ここで空の異変に気がつく・・・。  大気が紅い? 
「おとん!ちょっと待ったあああーーー。」  再び品茶延期。

  うわあああーーー♪

最後の最後に、なんという素晴らしい紅色。。。

 消えていくまで、おとんと一緒に眺めている。
「おとん、季節が変わるんだね。」    本当に06秋茶の最終日なんだなぁ。。。

月が光り始めた、最後の夜が来る。

よし、始めようっ!!

 

投稿者 愛子 : 17:40 | コメント (2) | トラックバック

一葉進む

これは時間がかかります。
 
どんなに時間がかかっても絶対に好揉にする!!
すっごい好香好色でてきているんだもーーーん♪

 明るい外で外形チェック。非常好~♪

『愛子やぁーーー。』 品茶だ、ちょっと行ってくるね。包揉よろしく!

空調茶の釜あげほこ品しているの? おとん。
 空調茶。色が違う、鮮緑。

『けっ、空調の香気だ。この色、これじゃ緑茶だ! ひゃーだめだめ~。飲む意味なし。』byおとん

なら、どうして連日空調茶も作っているのかって?
現在の市場で需要がある。客の要求。高値で売れる・・・から、です。 ははは。 

 
一葉がどんどん小さくなっていきます!

 鍋も止まりました。今年もお疲れ様でした♪

 はい、今日もおそろい~♪(笑笑)

 

投稿者 愛子 : 16:45 | コメント (0) | トラックバック

炒茶・包揉・品茶

空調茶の炒茶がきた。これが今秋最後の炒茶になる。。。うぅ。なんか寂しい~。

 
最後まで気を抜かずに。    鍋入りまーーーす。

終了~~~。終わってしまった・・・。   戻りまーす!

 
1種め、ここまで来ました。   好色好香好揉~~~。きゃ~♪

 
しばらく冷まします。

『愛子やぁーーー。来~。』 あ、お客さん帰ったのね? 品茶だ。
「来了~~~。」

 『愛子~♪』 「なあに~♪」

 やっと始まった、昨夜仕上がりの品茶。

それではもう一度!
 
左から:昨夜仕上がり自然気候茶のホン干前帯梗・干後帯梗・干後挑梗・干後梗
     昨夜最後仕上がり空調茶のホン干後帯梗・挑梗・梗
 
文句なし~~~!!                う・・・空調茶・・・えーと。
『非常満意~♪』byおとん            『けえーーーーーー。いらない。』byおとん  

 ダッシュで第4編まで終了! 

戻れ~♪

 

投稿者 愛子 : 16:10 | コメント (0) | トラックバック

一葉摘み、入ります

2種め、いきまーす♪
今秋の一葉摘みはこれ1種だけだからね。絶対に好炒にするぞっ!
 

 いける~♪

 行きましたーっ!!

今だ。起鍋!
 → 
まとめて渡す。。。はい、打、強めでお願いね。次入ります。

次、入りました! 
その間に。。。どおどお?
                     熟~♪

 横では1種めが初包球に入ります。

 この種はすぐ終わった。おっけー♪

茶葉がしばし休憩している間に。。。夕べできなかった品茶だ!
 おとーん、やるよ~。
準備好。

左から:昨夜仕上がり自然気候茶のホン干前帯梗・干後帯梗・干後挑梗・干後梗
     昨夜最後仕上がり空調茶のホン干後帯梗・挑梗・梗
 

ありゃりゃ、お客さんがきちゃた。。。一時撤収。また後で。製茶室に戻る!

 

投稿者 愛子 : 14:00 | コメント (0) | トラックバック

満香~♪

2種め、一葉がここまできた。ここからがまた勝負だな。
 
う~ん、丁寧にやらないと。。。これは手間がかかる。 がんばろう。おぅ♪
おとんに確認のため見せに走る。

『ふぅわぁあ~~~♪ 愛子、満香だな~! 愛子が来ただけで好茶なのがわかるぞ~。』
「え? ほんと? ずっと炒茶してたからだねー。あはは♪」

 1種め、ここまできました。
まだまだ好揉にします! 

 紅末も増えていく。

 
どうだ!                       まだまだ~。

 そろそろいい感じになってきましたー♪

一度ホンする前に確認品茶♪ 
 おっけーら!

 
温かいうちにすばやく定形して。。。      どうだー! 素晴らしい~♪

 こっちもきた! ほれぼれ~♪(笑笑)

このふたつから離れない。最後まで付き合うぞーーー。

 

投稿者 愛子 : 14:00 | コメント (0) | トラックバック

06秋天最終日始まる

『愛子やぁ~~~。』 おとんの声、起きた。
あのお茶が来たーーーーっ。
 
 好~~~♪ 

 
1種め。                          2種め。

光線が当たらないようにして。。。
 準備おっけー! 次、柴調整!

 
快晴ーーー♪
 待っててくれた~♪

すぐ開始ーーー。鍋、入ります!
 いいぞーーー♪

 
すぐに確認品茶。。。 おっけー! 戻れ。

1種め、炒茶終了。さあ飛ばしていくぞー。

今秋最終日。いけーーーっ!

 

投稿者 愛子 : 11:00 | コメント (2) | トラックバック

朝焼けの頃

最後に炒茶した空調茶がやっとここまで来たぁ~。
ふぅ・・・。時間かかったぁ・・・。
 
でもでも。その甲斐あって素晴らしい。好揉~~~♪   でかーーーっ!!

今夜の製茶終了しました。もう朝です。
んんん、、、結局自然気候のホン干前後の確認品茶できなかったわ・・・。
どうしようかな~、今からやろうかな~。でも、今日が最後の炒茶だからな~。
そうだ寝よう。起きてからおとんと一緒にやろう。寝る!

 朝焼け美しい~♪
 
竹竿も撤収されています。           

歯磨き中。。。
 起きたらこの地瓜が待っている。わーい!
おやすみなさーい♪

 

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