おいしいお茶みつけたっ!《幻の中国茶を求めて》ChinatyParty.

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2007年03月25日

品茶vs碧螺春イベント

茶片2日分を1鍋で炒茶して、お片づけ済んだら。。。

品茶しながら本日の反省会~♪
 左:第1鍋 右:第2鍋

 
第1鍋                            第2鍋

どうかなどうかな?
愛子鍋で炒茶した第2鍋。

『影響ないな。2鍋とも好じゃないかー!』
「うーん・・・外形は大きくは変わらないね、でもやや老だよ。それと、ちょっと色が暗い。」
『普通はそんなもんだぞ。いや標準より遥かに上だ。明日近所を見てこい。これより暗い。』
「なんで?」
『そりゃー、熱いのが嫌だからさ。低めにして後は力任せでやっちまう。それでも相場は同じだ。』
「あぁ。。。」

「でも、周りと比較してもしょうがないよ。茶摘からして違うじゃん。今はおとんの家の碧螺春が基準!」
『うはは、厳しいなー。でもそうだな。上を見なければ進歩はしないな。。。どれどれ。』

重要なのは味!!

 入れました。。。どきどき。

と、ここで老四から電話。
『愛子、こないだのイベントの再放送が今始まったところ。テレビつけてみな!』
「やったー。ありがと~。」

18日に東山で、碧螺春の大きなイベントが行われた。
その再放送、三回目くらい。

「おかーん。テレビ見せて~。」
 歌手? 
番組違うんじゃない? これコンサート?

えええーーー、これなの?
すごい人が集まって、歌手の名前書いたうちわ持ってペンライト振って。。。
楽しそうだけれど、今の私には歌はどっちでもいいよぉ・・・。
それに、これさぁ、題名も歌詞も違うけど、日本の歌・・・。

終わった。いよいよか!

また違う歌手?
えええーーー、何人歌うの? 碧螺春はどうしたの?

終わった。
お! あの工場が出たーーー。いよいよか。
 
あいや? 30秒くらいで終わっちゃった。ああ、コマーシャルか。

始まった! ええーーー、また歌手だぁ・・・もういいってばぁ~。
おとんと私、部屋を出る。(苦笑)

さ。品茶の続き♪
 
やり直しやり直し。              開いたら、そこにお湯を差して。。。

湯色:やはり第1鍋の方が濃い、この時期の茶葉として理想的な好い湯色。第2鍋やや帯黄。
香気:第1鍋非常好。第2鍋、比べると弱い+この香りは確か。。。
滋味:第1鍋好。第2鍋、うーん、こうやって並べちゃうとなぁ~。(苦笑)
葉底:第1鍋好。第2鍋緑が鮮やかでやや強め、碧螺春としては暗い。

本日の碧螺春として、どちらも合格なのは間違いない。
ただ、この2鍋を並べてしまうと第2鍋は不満意。

だが!
同じ原料の第2鍋が香気と滋味が弱く出たからこそ、発見したことがある!!
第1鍋にも共通するが、茶葉としての好い香気と滋味の方が強いから気付くのに遅れた。
第2鍋は、それが前面に出ているので最初にすぐに気が付く。

好い土壌の味がするよーーー♪
この香気と滋味は、これまでに何度か出会った。龍井にも時々でる。
特に、高山の好い地質&水の条件で、その上の肥えた土壌にある茶樹に、
この香気と滋味を含むことが多い。ヨードを感じる。

な~る~ほ~ど~♪


テレビ番組は同じ調子で4時間続いたそうだ。。。また次の再放送がくるさ。(笑笑)

 

投稿者 愛子 : 22:02 | コメント (0) | トラックバック

おとん鍋と愛子鍋

『今日はどっちで炒る?一鍋ずつ鍋を変えて炒茶して、味を比較してみようか。』
「うん。そうすればあの果蜜味の原因に鍋が関係するのか、っていうのはなんとなく確認できるよね。」
『そうだそうだ、やってみよう。』

「炒茶比賽はまた延期だね~。あはは。」
『あっちとこっちで同時に炒茶するか?』
「えー、ダメだよ。技術の違いが追加されちゃうから、鍋が大きな原因かどうかの確認はできなくなるじゃん。」
『そうだな。よし、ひとつひとつ追求していこう。』

第一鍋は、年季の入ったおとん鍋で炒茶♪
 できたー。香~。

おとん鍋、最初から最後まで火力調整がどんぴしゃ! 
予定通りの柴調整、途中で調整変更なし。
理想の時間で炒りあがる。早い。素晴らしい~。ぱちぱちぱち♪

  おお、今日は白毛が多い!


第二鍋は、新しい愛子鍋で炒茶♪
柴の調整はおとん、炒茶メインは私。第一鍋も同じ。
 まずは大火で鍋底を焼きます。

温度きた!
『愛子、下(茶葉を入れる)ーーー。』
「好ーーー。』

おお~、殺青正好の好い音が茶葉から聞こえる。いいぞ愛子鍋、その調子!

「ん???」
『お???』
音が小さくなってくる。と同時におとんは動く。 

急げーーーーー。理想の火力に足りない。
松葉&柴足しするおとん。来た。来た来た。音来た。温度来た。。。
ふぅ~。数秒間だね、大丈夫かな?

「しかし、なんだ?」
『おかしいなぁ。なんで下がったんだ?鍋までの距離が高いからそれ用に調整してあるんだが。』
「昨日はそれですっごく調子よかったのにねぇ。」

殺青とりあえず終了、カーンに入る。

「あれ???」
『またか???』
「うん、おとん加火ーーー。」
温度が足りない。

急げーーーーー。理想の火力に足りない。
松葉&柴足しするおとん。来た来た。温度来た。蒸気来た。。。
ふぅ~。今夜はどうした愛子鍋?

すぐに安定した。
しかし、おとんは考えている。

「どうしたんだろうね?」
『思ったよりも多めでいいのかもしれないな。』
「でも調整は昨日と同じくらいでしょ?」
『そうだな。風の向きかな。』
「ああ~。それも関係あるか。」
『まあ、これで大体癖は分かった。明日それを計算に入れて確認してみよう!』
「はい!」

鍋の中にはよっつの手。ふたりで団を進める。もうすぐだ。
火はすっかり安定した。

「ねぇねぇ、おと~ん。」
『ん~?』
「愛子鍋さぁ~、きっとやきもち焼いたんだよ。なんで今日は最初から使ってくれないの~、って!」
『そうか、きっとそうだ。すねてたんだなー。』
「お腹空いたよー、私にも柴ちょうだいよー、ってさ!」
『わかった。明日は2鍋分の柴を食べさせてやろう!』
ふたり大笑。

『ホロホロホロ。。。』by火

「お!」
『や!』
おとんと目を合わせる。 『火笑了ーーー♪』
やっぱりやきもち焼いてすねていたんだ。(笑笑)

火が笑うの、今春初めて聞いた~♪
『明日、ふいみん来る日か?』
「いや、もう少し先。誰が来るんだろう、楽しみだね。」

  
できた~。                    うん、大きく影響していない。ほっ♪

ごはーん!
 うわ、いっぱい♪
おかん張り切って作ったねー。

本日の午後、茶摘娘がやってきたのです!!

 

投稿者 愛子 : 17:23 | コメント (0) | トラックバック

帰宅後

帰宅して、靴を変え、茶汁で黒くなった手を洗ったら、それぞれすぐに次の仕事にかかる。

おとんは選別作業開始。
 途中まで手伝う。

今度はおかんのお手伝い。お昼の準備。

ニンニクの芽ちぎっていたら、家の中から焦げた香りが溢れてきた。
好い香りだけど、、、ちょっと行きすぎだよおーーーっ。

「おかーん。なんか焦げてるよ~。」
『あちゃーーー、急いで鍋から引き上げてー。』

 菜飯が焦げちゃった!

行きすぎちゃった部分を避ければ大丈~夫。
うまいうまいとおかんと私。
おとんはやっぱり食べない・・・ね。(笑笑)

 

投稿者 愛子 : 12:43 | コメント (0) | トラックバック

回家了

12時、茶摘終了。

まだ摘める芽は残っているが、これ以上帰宅が遅れれば楝葉開始時間も遅れ作業時間も長くなり、
炒茶の開始時間も終了時間も遅くなり・・・そして、眠る時間がなくなる。

おかん『愛子、回家了~。ごはんごはーん!』
おとん『愛子はまだダメだよ、籠に半分摘むまで飯抜きって言っただろおーーー。』
愛子「わかったー。じゃ、明日帰るねー。」
3人大笑い~♪

 楊梅の森を抜けて。。。

          回家了~♪   

 

投稿者 愛子 : 12:02 | コメント (0) | トラックバック

おとんとおかんはどこいるの?

さーてっと、どこの山に入るか聞くの忘れたから探さなくっちゃ。

まずは大きくふたつ。あっちの山か、こっちの山か。全く逆方面。
んんん。。。きっとあっちだ!。。。てくてく。。。お花畑まで来た。

ここからは、どのあたりの斜面にいるかで全く登る方向が違ってくるぞ。。。さて。

春のお花に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『朝早く、ここを通っていったよ!』
ありがとう。摘んでお家に飾ってあげるね!。。。てくてく。。。。分かれ道。

みかんの樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『もっと奥に歩いていったよ!』
ありがとう。蕾が開いたら香酔してあげるね!。。。てくてく。。。小道がなくなった。

 さて。どの方角に登っていったんだ?

琵琶の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『この横を登って行ったよ!』
ありがとう。間引きの時には手伝うね!。。。てくてく。。。さあ、お次はどっちかな。

楊梅の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『こっちじゃないよ、向こうの斜面を登ったよ!』
ありがとう。あとでてっぺんまで登ってあげるね!。。。てくてく。。。竹の子の山まで来た。

 さて。どっちの高山に向かって行ったのかな?

竹の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『わたしの子供を蹴ってたよ!』
ありがとう。おいしく湯がいて食べてあげるね!。。。てくてく。。。どっちの頂上方面かな。

杏の花に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『黒杏の樹の方に登っていったよ!』
ありがとう。実が生ったら太陽に晒してあげるね!。。。てくてく。。。黒杏みつけた。

 おとんとおかんはどこいるの?
『中国語、まだよくわからな~い!』
あ。プルーンだものね、ごめんなさい。新しいお友達、サンキュー!

柿の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『眠いよ~~~!』
あー起こしちゃってごめんなさい。まだ目覚めたばかりよね。眠いのにありがとう。 

松の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『茶苗たちを見ながらもっと上に登っていったよ!』
ありがとう。かまどの中で真っ赤な炎にしてあげるね!。。。てくてく。。。さあ、最後の分かれ道。

桃の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『ふふふ。どうして一番のお友達に聞かないの?』
え?
『とっても仲好しのお友達がそばにたくさんいるじゃない!』
あ!
ありがとう&ありがとう。
 とっても好い香りね♪
昨年は「く・くさい・・・。」なんて言ってごめんなさい。
夏になったら皮ごと桃子を食べてあげるね!

そうね。そうよ。すぐそばにこんなにたくさんいるじゃない。碧螺春の茶樹たちが♪
 碧螺春~♪おとんとおかんはどこいるの?
『くすくす。本当に分からない?枝とこの芽に触れてごらん!』
うん。
『心に想ってごらん。おとんとおかんはどこいるの?』

んん。。。。。。あっちだ♪
ありがとう。鍋の中でおいしい碧螺春茶に変身させてあげるね!

こっちこっち、こっちだよ。
 楊梅の樹をくぐって。。。

ほらいたーーー!! 
  「おとーん♪ おかーん♪」

『ああーーーっ、びっくりしたーーー。』
『よくここにいるのが分かったなーーー。誰かに聞いたのか?』
「うん。樹たちに聞いた!」

おとん&おかん『・・・へ?(ぽか~ん)』

 茶摘みだ茶摘み、わ~い♪

いくつもの春風に乗って、樹の葉の声が幾重にも幾重にも通りすぎていく!
『籠半分摘むまでご飯食べちゃダメだからなーーー。それまで山を降りるなよーーー。』byおとん
風が運び果樹の森にこだまする、3つの大きな大きな笑い声~♪

 

投稿者 愛子 : 10:00 | コメント (3) | トラックバック

河が・・・。

家事終了。
革命(!?)準備終了、行動を起こすのは明日。

少し遅れて私も茶摘に出発~♪    

え?                   あぎゃーーー。
 
ぎゃーーー。おかんお気に入りの河がーーー。
昨日まで清水だったのに・・・これじゃ黄河。

 
うわうわ、進入している。こっちももうすぐ黄河になっちゃうよぉ・・・。

工事の影響だ。
もう少し上流は?
  ←少し上流のここも 
更に上流のここも→ 

どこから始まっているのだろう・・・。しばらく河で洗濯できないよ、おかぁ~ん。

 

投稿者 愛子 : 09:01 | コメント (0) | トラックバック

朝が早くなってきた

今日から、おとんは5時起きです!
  
 まんとう&ちまき♪

おかんが朝市で買ってきた野菜たち。
 
一緒に行こうと思っていたけど、夜更かししたから起きた頃にはもう間に合わなかった~。
近所の朝市は、5時前には始まり6時を過ぎると好い野菜はほとんどなる。

6時におとんとおかんは茶摘に出発した。
少し家事をしてから、私は追いかける。
あ・・・どこの山に摘みに行くのか聞くの忘れた、あちゃ~。仕方ない。探すしかない。

さあ、どれから下ごしらえしよう!
豆腐皮と大肉は、後でおかんが百葉包肉を作る予定。たぁーのしみぃ~♪

 

投稿者 愛子 : 06:07 | コメント (0) | トラックバック